「No Man’s Sky」という名前は知っているけれど、今どうなっているのかはよく分からない。そういう人はかなり多いと思います。
2016年の発売当時の評判を覚えている人ほど、そこで印象が止まったままになりやすいタイトルです。
そして2026年9月9日、Ver.7.0「Cosmos」が配信されました。これまで大きく手が入ってこなかった宇宙空間そのものを刷新する大型アップデートですが、ニュースを見ただけでは「結局、今から買って楽しめるのか」「昔やめた人が戻るほど変わったのか」までは分かりません。
この記事では、Cosmosで何が変わったのかを押さえながら、2026年の今から始める価値・復帰する価値を整理します。
No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)は2026年の今から始めても面白い?
先に結論を書きます。
探索・建築・収集・宇宙SFのどれかが好きなら、2026年から始めても十分に候補になります。
発売から10年が経ち、その間に40回の大型アップデートが行われてきました。これらの大型アップデートはすべて無料で提供されているため、今から購入する人は10年間積み重ねられてきた内容をまとめて遊べます。
現在の評価も参考になります。
2026年9月10日時点のSteamでは、直近30日のレビューが「非常に好評」で92%が好評。日本語レビュー全体では72%が好評です。PS Storeでは約11.9万件の評価があり、平均4.04/5となっています。
もちろん、数字だけで自分にも面白いゲームだと決まるわけではありません。ただ、発売当時から更新が続き、現在も多くのプレイヤーから評価されていることを判断材料にはできます。
一方で、慎重に考えたほうがいい人もいます。
No Man’s Skyは、自分で目的を決めて宇宙を歩き回るサンドボックスです。ここはCosmosが来ても変わっていません。
「次に何をすればいいか、ゲーム側から常に提示してほしい」
「濃い一本道のストーリーを追いたい」
こういう遊び方を求めている場合、優先度は下がります。
コンテンツ量は大きく増えましたが、自由に寄り道しながら自分なりの遊び方を見つけていくゲームであることは、今も変わっていません。
CosmosでNo Man’s Skyの何が変わった?
Cosmosは既存プレイヤー向けの無料アップデートで、PC、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、Mac、PSVR/PSVR2、PC VRなど幅広い環境が対象です。
内容は多岐にわたりますが、ここでは「今から始める価値・戻る価値に影響する部分」に絞ります。
宇宙そのものを探索する理由が増えた
従来も宇宙ステーションや各種イベントなどはありましたが、惑星探索と比べると、宇宙空間そのものを目的地として巡る動機は限られていました。
Cosmosでは、その宇宙空間側に新しい探索先が大幅に追加されています。
- 恒星系の中身を確認できる「Star System Map」
- 岩石や氷で構成された小惑星帯
- 深宇宙に存在する「Deep-Space Outpost」
- 巨大な漂流船「Deep-Space Hulk」
- 再訪できる固定位置の宇宙空間POI
恒星系マップから天体や宇宙ステーション、新しい探索ポイントを確認できるようになり、惑星へ向かう途中ではなく「宇宙にある場所を探しに行く」という遊びが増えました。
昔遊んだときに宇宙側の探索を物足りなく感じていた人ほど、今回の変更は復帰を判断する材料になります。
あわせて、惑星地形のディテールや、宇宙から見た雲のテクスチャ・形状・ライティングなど、描画面も改善されています。
宇宙ステーションや宇宙基地を自分の拠点にできる
Cosmosでは、条件を満たすことで宇宙ステーションのDirector(管理者)になれるようになりました。
Directorになると、ステーション内部のレイアウトや装飾を変更したり、外装をカスタマイズしたり、追加区画を建設したりできます。
これまで立ち寄る場所だった宇宙ステーションそのものが、プレイヤーが手を加える対象になりました。
さらに基地建築も宇宙空間へ広がっています。
自然に存在する小惑星上の足場を利用するだけでなく、何もない宇宙空間を確保してOrbital Base(軌道基地)を建築することも可能です。
惑星上だけでなく、宇宙そのものを自分の拠点にできるようになったのは、Cosmosの大きな変化です。
同盟とサルベージで長く遊ぶ目標も増えた
宇宙ステーションのDirectorは、自分のGalactic Allianceを設立できます。
プレイヤーは最大3つのAllianceに参加でき、規模や活動状況などによって上位のAllianceがランキングに掲載されます。
ソロで探索を続けることもできますが、他プレイヤーとコミュニティを作りながら遊ぶ新しい長期目標が増えました。
また、Deep-Space Hulkから価値のある物資を回収するサルベージ要素も追加されています。
船外活動のSpacewalkingも拡張され、ロールを含む6自由度で移動可能に。コルベット級宇宙船に乗っていないプレイヤーでも船外へ出られるようになり、宇宙空間での探索自体が以前より大きな遊びのひとつになっています。
発売当時と比べて2026年のNo Man’s Skyはどこまで変わった?
Cosmosはあくまで直近の大型アップデートです。
今のNo Man’s Skyを判断するなら、Cosmosだけでなく10年間の積み重ねも見たほうが分かりやすいです。
長年の大型無料アップデートによって、たとえば次のような要素が追加されてきました。
- 基地建築
- エクソクラフト(探査用の乗り物)
- 居住地の運営
- メック
- ペット
- Living Ship(生体船)
- Expeditionなどのイベントコンテンツ
発売当時には存在しなかった遊びが、現在ではかなり増えています。
そのため、2016年当時のコンテンツ量だけを前提に「今も同じゲームだろう」と判断するのは難しくなっています。
ただし、探索・素材収集・クラフトを繰り返しながら、自分なりの目標を作っていく根本的な遊び方まで別物になったわけではありません。
この2点を分けて考えることが、復帰するかどうかを判断するうえで重要です。
昔やめた人はCosmosを機に復帰する価値がある?
判断するときは、昔やめた理由を思い出すのが分かりやすいです。
再訪を検討しやすいケース
- 宇宙側の探索が物足りなく感じた
- 発売当時のコンテンツ不足で離脱した
- 惑星探索は好きだったが、その後の目標が見つからなかった
このあたりが理由なら、Cosmosとこれまでの大型アップデートは、当時感じていた不満に手を入れる方向の更新になっています。
特にCosmosは、Hello Games自身が長年ほとんど手を入れてこなかったと説明する宇宙空間そのものを大きく刷新しています。
慎重に考えたほうがいいケース
- 素材集めや反復的な探索そのものが合わなかった
- 自由すぎて何をすればいいか分からなくなった
- 戦闘やストーリーの密度を重視していた
こちらは、Cosmosが来てもゲームの根本は同じです。
行ける場所や遊べることは大幅に増えていますが、決められたルートを進むゲームへ変わったわけではありません。
すでに手元の対応機種でNo Man’s Skyを利用できる状態なら、Cosmos自体に追加料金はかかりません。一度起動して、当時気になった部分がどう変わったかを確かめてから続けるか決めるのもありです。
昔のセーブデータを別機種で続けることもできる
「昔はPS4で遊んでいたけれど、今はPCがメイン」といったケースでは、クロスセーブも利用できます。
Hello Gamesのクロスセーブ機能では、PC、PlayStation、Xbox、Switch、Mac間で進行データを共有可能です。
クロスプラットフォームストレージには最大5つのセーブをアップロードでき、同じPSNアカウントを利用したPS4からPS5への移行にも対応しています。
Nintendo Switch 2版も、マルチプレイ・クロスプレイ・クロスセーブに対応しています。
ただし、クロスセーブはゲーム本体の購入権まで別機種へ移す機能ではありません。別のプラットフォームへ移る場合は、その機種でNo Man’s Skyを利用できる状態にしておく必要があります。
今から始める人に向いている人・向いていない人
もう少し具体的な遊び方の好みに落とし込むと、向き不向きが見えてきます。
向いている人
- 見たことのない惑星に降りて、地形や生物を確かめるのが好き
- 拠点や建築物を自分の好みで組み上げたい
- 素材や珍しいものを集める作業自体が楽しい
- 宇宙船を集めたりカスタマイズしたりしたい
- SF世界の雰囲気に浸りたい
- メインの目的から寄り道してもストレスにならない
優先度が下がる人
- 明確な章立てのストーリーを最後まで追いたい
- 常に濃い戦闘が続くゲームを探している
- 短時間で次々と明確な達成感がほしい
- 「効率のいい正解ルート」がないと落ち着かない
No Man’s Skyは、寄り道そのものが大きな楽しみになるタイプのゲームです。
知らない惑星へ向かい、気になったものを調べ、途中で別の目的を見つける。そうした遊び方が好きなら、コンテンツが積み重なった2026年からでも十分楽しみやすいでしょう。
PS5で今から始めるならパッケージ版とDL版を比較して決める
PS5版はPSVR2にも対応しています。VR環境がある人なら、通常プレイとは違う形で宇宙探索を楽しめます。
オンラインマルチプレイを利用する場合はPS Plusへの加入が必要です。マルチプレイを使わずに遊ぶ場合、PS Plusは必須ではありません。
日本ではPS5向けパッケージ版も発売されています。
パッケージで手元に残したい場合や、通販サイトごとの実売価格を比較したい場合はこちらから確認できます。
【Pochipp:PS5 No Man’s Sky】
※2026年9月10日時点では、PS Storeのダウンロード版が通常6,050円から2,420円の60%OFFになっています。セール表示は9月23日までとなっているため、DL版を選ぶ場合は現在価格も確認してください。
No Man’s Skyを2026年から始める前のよくある質問
Q. Cosmosは有料ですか?
いいえ。Cosmosは既存プレイヤー向けの無料アップデートです。Cosmosを遊ぶための追加購入は必要ありません。
Q. 昔買った人は買い直す必要がありますか?
同じプラットフォームで現在もゲームを利用できる状態なら、Cosmosのために買い直す必要はありません。
別機種へ移る場合はクロスセーブを利用できますが、移行先でゲーム本体を利用できる状態にする必要があります。
Q. 別の機種でも昔のセーブデータを使えますか?
Hello Gamesのクロスセーブに対応しており、PC、PlayStation、Xbox、Switch、Mac間で進行データを共有できます。
最大5つのセーブをクロスプラットフォームストレージへ保存できます。
Q. Anniversary Expedition「Our Journey Continues」はいつまで遊べますか?
Cosmosに合わせて用意されたExpedition Twenty-Threeです。
2026年9月10日時点の公式Ver.7.0パッチノートでは「まもなく開始し、約6週間実施」と案内されています。参加する場合は、ゲーム内またはHello Games公式サイトで最新の開催状況を確認してください。
まとめ
No Man’s Skyは、探索・建築・収集を自分のペースで楽しみたい人なら、2026年から始めても十分候補になります。
特にCosmosでは、恒星系マップや深宇宙の探索先、宇宙ステーション運営、軌道基地、Alliance、船外活動などが追加され、宇宙空間そのものにできることが増えました。
昔やめた理由が「コンテンツが少なかった」「宇宙側の探索が物足りなかった」なら、今の内容をもう一度確かめる価値があります。
一方、素材集めや自由度の高いサンドボックスそのものが合わなかった場合は、Cosmosでもゲームの根本は変わっていません。
自分がNo Man’s Skyに何を求めているかを基準に、購入するか、もう一度宇宙へ戻るかを決めてみてください。